プロフィール

吉田 直樹
Lucky Field 代表 

肩書

会社が抱えるクレームをチャンスに変える専門家

キャッチコピー

社内外からのクレーム対応に悩んでいる方のために、クレームへの対処法とそこから企業のチャンスにつなげる方法を紹介している。

特に、企業を構成するひと・もの・会社の本質的な問題点を心理学、トライボロジー、マーケティングといった多面的な観点から掘り起こし、クレームの根本原因にアプローチする手法が評価されている。

※トライボロジーとは、固体の摩擦・摩耗・潤滑を取り扱う工学分野

プロフィール

神戸生まれの神戸育ち。現在は愛知県の東海市に在住。

大学院卒業後、大手鉄鋼メーカで溶けた鉄を鋼に変える製鋼プロセスの技術開発を担当する。

入社当初は楽しく暮らすことを目指して仲間うちでのイベントなどを企画するなど、今思えば仕事に対する目的意識が希薄な状態で日々を過ごしていた。

そんな暮らしのなか、あることがきっかけで、決められたレールを走るだけの日常に対する不安と硬直した組織に疑問をもち、6年間務めたのちに退職。

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その後、セルベージャとセルベッサ(それぞれ、ポルトガル語とスペイン語でビールを意味する)の2つの単語だけ覚えて自分探しに南米の旅を敢行する。

ブラジルのサンパウロからバスで36時間ほどかけ、あこがれのアマゾン川の河口ベレンに到着。

そこからペルーのイキトスまで数週間かけて船でさかのぼったり、イグアスの滝やマチュピチュなどをめぐったりと、バックパック一つで南米5か国を巡る。

ブラジルベレンの市場でキンキンに冷えたセルベージャを飲みながらカランゲージョ(泥ガニ)に食らいつくこの上もない喜びは、間違いなく一生で一番大切な思い出にはなったものの、自分を見つけることはかなわず、自分探しの旅としては失敗に終わる。

帰国後はバイトなどで生活費をかせぐことになる。

いわゆる、ほぼプー太郎のような生活をのべ2年程度にわたり経験する。

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その後、機械設備の状態診断(機械のお医者さん)を業とする中小企業に就職し、20年間トライボロジーを活用した技術コンサル(機械設備の保守に関するクレームの解決)に従事。

その間、営業部長と技術部長を兼務して電力会社や重電メーカなど大手企業だけで30社以上に技術コンサルを行う。

また、学会の講師や資格試験のセミナー講師、さらに経済産業省や農林水産省への技術コンサルの経験をつむ。

お客さまからは、「農水省でもポンプ設備の診断技術を導入することが始まってきました。大きな変化です。これもひとえに吉田様のご尽力の成果と思います。(農水省関係者)」、「トライボロジーに関してご教授いただき、大変感謝しております。(電力関係者)」などのお言葉を頂いた。

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社内では、営業、技術開発、マーケティング、組織運営などを任されるなか、中小企業を構成する人・もの・会社が抱える本質問題を、社内外のクレームを通じて見つけ出すことができることに気づき、自分探しで見つけられなかったものが見つかったと合点して独立を決意。

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それ以降、クレームをチャンスにチェンジすることで、中小企業を健康で元気にすることをミッションに掲げ、「中小企業が健康で元気になってこそ、ほんとうの幸せな社会生活が実現する!」を信条に、企業に寄りそうコンサルティングを行っている。