昨年のことになりますが、1億1千万円で購入した、奈良美智の新作絵画が公開されるということで、豊田市美術館の開館25周年展「DISTANCE いま見える景色」に行きました。
その時の感想をシェアしたいと思います。
作品は結構大きかったし、良かったのですが、
「これ1億か~」
っていう印象でした。
ものの価値は、単純に物質的なものとしての価値ではなく、受けとる側の価値観で決まるんだなぁ、と改めて感じたわけです。
アートでなくても、商品やサービスの価格は、お客さんの価値観で決まるということではないでしょうか。
商品やサービスの価格が高すぎるというのは、たんなる幻想なのかもしれませんね。
お客さんが、自分には必要だ、絶対欲しい、と思ってくれる商品やサービスにすること。
そして、商品やサービスを安売りしてはいけないということ。
価値に見あった価格にすべきということですね。
そして、全てのひとを対象にしないこと。
あなたの商品やサービスに大きな価値を感じてくれるひとだけを対象にしましょう。
ところで、1億1千万円が手もとにあったら、あなたはこの絵を買いますか?
わたしは、おそらく買いません。
絵画は大好きですが、5千万円くらいのものを買って、残りの5千万円でスーパーカーを買うかな??
ひょっとして、投資として購入し、2億円ぐらいで転売を考える人が多いかもしれませんね。
いずれにしても、夢のゆめですが、、、