なにかを買う行為により、「脳の痛み」の中枢が活性化することがあるそうです。
たとえば、1回1回の消費で支払い額があがっていく様子を、お客さんが目にする販売方法は、脳に最大の痛みをひき起こすとのこと。
お皿が積みあがる度に料金が高くなっていくことがひと目でわかる「回転すし」は、その典型ですよね。
ちかごろ、前払いやサブスクといった定額販売がふえている理由は、そこにあるのかもしれません。
恐らくそれによって、お客さんは「脳の痛み」を無意識にやわらげているのでしょう。
商品やサービスの価格を、月間もしくは年間の料金、あるいは、すべて込みの料金として設定することは、とても効果的だということですね。
つまり、お客さんの「脳の痛み」を回避する道すじをつくることで、商品やサービスが売りやすくなりますよ。