豊田市の中小企業診断士|機械を買うかどうかの判断

「まだ動くから」と「壊れてから考える」の間に、決められる場所があります。
必要なのは3つの数字だけです。

感覚で決めると、たいてい遅れます

設備の入れ替えは、止まってから決めることになりがちです。 止まってから探すと、選べる範囲が狭くなり、納期も価格もこちらが不利になります。

かといって、早すぎる入れ替えも同じくらい重い判断です。 返済が始まってから受注が想定に届かないと、資金繰りのほうが先に苦しくなります。

この2つの間に、数字で決められる場所があります。 集めるのは3つだけです。

集めるのは、この3つだけ

修理費

この1年で、その機械の修理と部品交換にいくら払ったか

請求書を1年分めくれば出ます。1回ごとは小さくても、年で足すと想像より大きいことがほとんどです。この金額が毎年増えているなら、それ自体が答えになります。

停止時間

止まったとき、何時間止まったか。年に何回あったか

記録が無ければ、思い出せる範囲で構いません。大事なのは時間そのものより、その間に断った仕事や、残業で取り返した分です。取り返した残業代は、修理費には出てきませんが、確実に出ていっています。

断った仕事

その機械が理由で、受けられなかった仕事があるか

精度が足りない、大きさが入らない、間に合わない。ここに具体的な金額があるかどうかで、話が変わります。無い場合、新しい機械を入れても空いている時間が増えるだけになります。

3つ以上に増やすと、集める前に止まります。 実際、細かく調べようとして途中で止まってしまった、というお話をよく伺います。 まずこの3つだけで、判断はかなりの部分まで組み立てられます。

3つが揃うと、こう分かれます

買ったほうがいいと申し上げる場合

  • その機械が理由で断っている仕事が、金額で言える
  • 修理費が毎年増えていて、直近が新品価格の何割かに達している
  • 止まると、代わりがきかない(1台しかない工程にある)
  • 部品の供給が終わっていて、次に壊れたら直せない

直して使うほうがいいと申し上げる場合

  • 断っている仕事が具体的に出てこない
  • 止まる回数が年に数回で、その日のうちに復旧している
  • 入れ替えても、いまの受注量では稼働が埋まらない
  • 返済が始まると、資金繰りが月次で厳しくなる

いちばん多い誤解は、速い機械を入れれば利益が増える、というものです。 速くなって空いた時間に入れる仕事が無ければ、増えるのは空き時間だけです。 家賃も給料も返済も、率ではなく金額で出ていきます。 残る金額が実際に増えるかどうかを、先に見ます。

できること、できないこと

設備の状態そのものを測定する仕事は、いまはしていません。 分析装置を持っていないためです。測定が必要な場合は、それができる会社に見てもらうよう お伝えします。

こちらがやるのは、集めた数字を並べて、買うか直すかを決める部分です。 機械そのものではなく、その機械が会社の数字にどう効いているかを見ます。

豊田市への訪問について

事務所は東海市です。豊田市までは車で1時間ほどなので、伺えます。 遠い場合は、初回だけお会いして、その後はオンラインで進める形もよく使います。 豊田市は市域が広いので、山間部の場合はあらかじめご相談ください。

豊田市には豊田商工会議所やとよた産業ナビなど、相談できる窓口が揃っています。 まずそちらで足りるなら、それがいちばん良い選択です。 使い分けについては公的窓口との使い分け方に書いています。

取引先が1社に偏っている場合の進め方は 刈谷市のページ、 原価の組み立て方は 原価計算がどんぶり勘定になっているときに まとめています。

担当するのは

中小企業診断士(経済産業大臣登録)の吉田直樹です。 大手鉄鋼メーカーで製鋼プロセスの技術開発に約6年、 そのあと機械設備の状態診断に20年携わりました。 やっていたのは潤滑油を分析して、データで機械の状態を判定する仕事です。 解析したデータは300件を超え、学会発表は40回を超えます。

「壊れる前に、数字で兆候を見つける」ことを長く続けてきました。 会社の数字も同じ考え方で読みます。 いまはその考え方だけを使い、測定そのものは行っていません。

担当者のプロフィール事務所の概要よくあるご質問(全体)

よくあるご質問

機械のことは分からないのですが、相談できますか?
できます。見るのは機械そのものではなく、機械にまつわる数字です。この1年で修理にいくら払ったか、止まったときに何時間止まったか、その間の売上がどうなったか。この3つが分かれば判断は組み立てられます。分からない場合は、どこを調べれば出てくるかからご一緒します。
設備を見に来て、診断してもらえるのですか?
いいえ。設備の状態そのものを測定する仕事は、いまはしていません。分析装置を持っていないためです。こちらがやるのは、買うか直すかを数字で判断する部分です。測定が必要な場合は、それができる会社に見てもらうようお伝えします。できないことは、できないと申し上げます。
新しい機械を入れれば、利益は増えますか?
増えるとは限りません。速い機械を入れても、受注が増えなければ空いている時間が増えるだけです。増えるのは、いまその機械が原因で断っている仕事があるとき、あるいは修理費と停止時間が積み上がっているときです。まずどちらに当てはまるかを確かめます。当てはまらない場合は、そう申し上げます。
製造業以外でも大丈夫ですか?
大丈夫です。飲食店、小売、サービス業も担当しています。製造現場に長く携わってきたので製造業の話は具体的に進められますが、見る順番はどの業種でも同じです。数字を分解し、どこで減っているか・どこで残っていないかを特定してから打ち手を決めます。対応が難しいと判断した場合は、その旨を正直にお伝えします。
豊田市まで来てもらえますか?
伺います。事務所は東海市で、豊田市までは車で1時間ほどです。遠い場合は、初回だけお会いして、その後はオンラインで進める形もよく使います。移動時間の分をご相談の時間に回せるためです。豊田市は市域が広いので、山間部の場合はあらかじめご相談ください。
費用はいくらかかりますか?
初回のご相談は60分無料です。無料で試せる診断が2つあります(AI活用診断・Web診断)。そのうえで、簡易診断が5万円、経営診断が40万円、実行段階を伴走する場合が月額20万円から(いずれも税別)。金額の内訳はトップページの料金表に載せています。費用対効果が合わないと判断した場合は、その旨をお伝えします。

3つの数字を、ご一緒に並べてみませんか

初回のご相談は60分無料です。豊田市へは訪問で伺います。
数字が手元に無くても構いません。どこを見れば出てくるかからご一緒します。 買わないほうがよいと判断した場合は、そう申し上げます。 無理な勧誘はいたしません。

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