家族経営の問題を、感情から切り離して直す

言いたいことが言えない。言ったら空気が悪くなる。
家族でやっている会社の問題は、能力ではなく「決め方が決まっていない」ことから起きます。

家族経営には強みがあります。判断が速い。利益が出ないときも踏ん張れる。 その強みは、そのまま弱点にもなります。 決め方を書いていなくても回ってしまうため、書かないまま大きくなる。 そして人が増えたとき、決め方が無いことが表に出てきます。

詰まっているのは、5つのどれかです

1誰が何を決めるのかが、決まっていない

よくある言い方:「「まあ、あとで話そう」で終わる」

家族経営でいちばん多い詰まりです。決まらないまま時間が過ぎ、最後はその場の空気で決まります。直し方は単純で、「何を、誰が、いつまでに決めるか」を紙に書くこと。全部を1人が決める必要はありません。金額の大きさや領域で線を引いておけば、感情に左右されずに済みます。書いた紙は、意見が割れたときに効きます。

2家族の給与に、説明できる根拠がない

よくある言い方:「「家族だから、まあこれくらい」」

「家族だからいくら」ではなく、「その仕事を外の人に任せたらいくらか」を先に置いてください。そこに、実際にかけている時間を掛けます。決め方が無いと、多すぎても少なすぎても不満が残り、しかも理由を説明できません。金額そのものより、決め方を書いておくことのほうが効きます。※税務上の扱いは、顧問税理士の先生にご確認ください。

3家族と従業員の間に、説明できない差がある

よくある言い方:「「うちは身内でやってるから」」

休みの取り方、残業の扱い、評価と昇給、失敗したときの扱い。この4つのどれかで「家族は別」という運用になっていないかを見てください。差があること自体が悪いのではありません。理由を説明できない差が問題になります。書き出すと、たいてい2つか3つ見つかります。見つかったら、なくすか、理由を言えるようにするかの二択です。

4仕事の話と、家の話が混ざっている

よくある言い方:「食卓で仕事の話が始まり、そのまま険悪になる」

場所と時間を分けるだけで、かなり変わります。決める話は会社で、時間を決めてやる。家では仕事の判断をしない。これを守るだけで、同じ内容でも受け取られ方が変わります。逆に混ざったままだと、仕事の指摘が人格の否定として届きます。家族だから遠慮がなくなる分、線を引いておく必要があります。

5不調の原因を、人のせいにしている

よくある言い方:「「あいつがちゃんとやらないから」」

売上や利益が落ちているとき、身内の誰かのせいに見えることがあります。しかし数字を分解すると、原因が人ではなく仕組みや相場にあることが多くあります。「うちの努力が足りない」のか「相場が動いた」のかを、先に数字で分けてください。順番を逆にすると、直せるものを直さないまま、家族の関係だけが悪くなります。

紙に書くだけで、空気が変わる

5つのうち1番と2番は、紙に書くだけで直ります。 費用も、システムも要りません。

書くもの書き方効くところ
決め方 何を・誰が・いつまでに決めるか。金額や領域で線を引く 意見が割れたときに、感情の勝負にならない
給与の根拠 その仕事を外の人に任せたらいくらか × かけている時間 多くても少なくても、理由を説明できる
家族と従業員の差 休み・残業・評価・失敗の4つで、差を全部書き出す 説明できない差が消え、人が辞めにくくなる

書くこと自体が目的ではありません。 書いてあると、次に意見が割れたときに「決め方に戻る」ことができます。 戻る場所があるかどうかが、家族の関係を守ります。

外の人間に話す意味

家族の間では、言った側と言われた側の関係が、仕事のあとも続きます。 だから率直に言えないことが出てきます。 第三者が同じことを言うと、単なる意見として受け取れます。

ご相談の内容を、ご本人の許可なく他の方にお話しすることはありません。 同席される方の範囲も、事前に決めてから進めます。 ひとりで来ていただいても構いませんし、後日ご家族と一緒に整理する形でも構いません。

担当するのは

中小企業診断士(経済産業大臣登録)の吉田直樹が担当します。 機械設備の状態を20年診てきたので、不調の原因を人ではなく仕組みから探す癖がついています。 家族経営のご相談でも、まず数字と手順を見ます。誰が悪いという話にはしません。

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よくあるご質問

身内の話を、外の人に相談してもいいものでしょうか。
むしろ外の人のほうが話しやすい面があります。家族の間では、言った側と言われた側の関係が仕事のあとも続くため、率直に言えないことが出てきます。第三者が同じことを言うと、単なる意見として受け取れます。内容は外に出しません。初回のご相談は60分無料で、オンラインでも対応しています。
家族に給与をいくら払うべきか、決め方が分かりません。
「家族だからいくら」ではなく、「その仕事を外部の人に任せたらいくらか」を先に置いてください。そのうえで、実際にどれだけの時間その仕事をしているかを掛けます。ここを決めずにいると、多すぎても少なすぎても不満が残り、しかも理由を説明できません。金額そのものより、決め方を紙に書いておくことのほうが効きます。税務上の扱いは顧問税理士の先生にご確認ください。
家族以外の従業員が定着しません。
家族と従業員の間に、説明のつかない差があると起きやすくなります。休みの取り方、残業の扱い、評価と昇給、失敗したときの扱い。この4つのどれかで「家族は別」という運用になっていないかを見てください。差があること自体が悪いのではなく、理由を説明できない差が問題になります。書き出すと、たいてい2つか3つ見つかります。
意見が割れたとき、誰が決めるのかが曖昧です。
これが家族経営でいちばん多い詰まりです。決まらないまま時間が過ぎ、結局その場の空気で決まります。直し方は単純で、「何を、誰が、いつまでに決めるか」を紙に書くことです。全部を1人が決める必要はありません。金額の大きさや領域で線を引いておけば、その場の感情に左右されずに済みます。
相談したことが家族に伝わりませんか。
伝わりません。ご相談の内容を、ご本人の許可なく他の方にお話しすることはありません。同席される方の範囲も、事前に決めてから進めます。ひとりで来ていただいても、後日ご家族と一緒に整理する形にしても構いません。
費用はいくらかかりますか?
初回のご相談は60分無料です。オンラインでも対応しています。そのうえで有料の支援は、簡易診断が5万円、経営診断が40万円、実行段階を伴走する支援が月額20万円からです(いずれも税別)。費用対効果が合わないと判断した場合は、その旨をお伝えします。無理な勧誘はいたしません。

どこが詰まっているか、ご一緒に見ます

初回のご相談は60分無料です。オンラインでも対応しています。
ひとりで来ていただいても構いません。内容が外に出ることはありません。 無理な勧誘もいたしません。

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